本日の先生

障害者福祉について勉強している、
丈山小学校の先生です。

12月7日(金)

前時に、『目に見える障害』と『目に見えない障害』とがあることを学んだ4年生。

今日は、『目に見えない障害』について、詳しく学びました。

まずは、今までの実践のおさらいです。

1年生には車いす、2年生には手話、3年生には点字と、いろいろ体験してきましたね。

では、いよいよ本題。
『目に見えない障害』をもつ人たちの苦手なことを学習します。

今からCDを流します。
何が聞こえるかな。

そのCDには、
3人の人が同時に話している
音声が入っていました。

こんなふうに人の話が
すべて同じように
聞こえてしまうという
ことがあるんですよ。

どんな手助けができそうかな?

耳に他の音が
入らないように、
周りの人が静かにする

そうです。
周りの人が気づいて、
心くばりをすることが大切ですもんね。

「これを見てください。」と先生がボールペンを出しました。
あなたは
どこを見ましたたか?

「このボールペンを見てね。」と
指を差して言わないと、
伝わらないことがあるんです。

具体的に話すというのも、
大切な
心くばりです。

次は、得意なことのお話です。

『目に見えない障害』の人たちにも、
もちろん得意なことがたくさんあります。

 
・目で見て覚えること
 ・仕事がしっかりできること
 ・決まりをきちんと守ること

               などなど




 そう聞いて、子どもたちは
         少し驚いた様子でした。


私たち自身、得意なこと、苦手なことがあるのと同じで
障害をもつ人たちにも得意なこと、苦手なことがあるのですね。
大切なのは、その苦手なことに気づき、必要な手助けをすること。

子どもたちは、どんなことを感じたのでしょうか。