9月21日(金)

5年生の教室をのぞくと、みんなが黒板の前を
いっしょうけんめいにのぞきこんでいます。
中には、いすの上に立っている子も。
なにをしているのでしょうか。

実はこれを見ていたんです。

子どもたちのつくえの上には
国語の教科書。
主人公の動作を実際に実演していたのです。




この場面は、主人公ヤミーナが、子ゾウ(教卓)を
しっかりと抱き寄せているところです。

このヤミーナの行動から、ヤミーナの気持ちを読み取るために、次々に意見があがります。

ヤミーナが
こわいというのは、違うと思います。

おっ、反対意見が出ましたよ。

みんなで話し合って考えていきます。  

違うと思う人〜? 違わないと思う人〜?

ヤミーナだってまだ子どもだから、
こわいと思う。

たくさんの子どもが意見を発表し、
彼女の考えが、
「やっぱりちょっとはこわいと思う」
に変わっていきました。

じゃあ、ヤミーナが子ゾウを守ってあげたい!という
強い意志が感じられるのはどこかわかりますか?
ひらがな5文字ですよ。

真剣に教科書をのぞきこみます。

5年生の子どもたちの、
真剣な表情が見られた授業でした。