6月13日(金)

見学させていただいたのは11時ごろでした。やはり朝3時ごろからの作業だそうで、生地をこねる作業は見ることができませんでしたが、説明をしていただきました。倉庫の中に小麦粉の袋がたくさん積まれています。こねる機械に入れるのにちょうどよい高さです。こねられた生地にはのばされながら、油が塗られます。くっつかないようにするためだそうです。生地はありませんでしたが、「こんなふうだよ」と見せてくださいました。

ためしにさわらせていただきました。
のびるねえ・・

学区そうめん工場探検

もっともっとのばされていきます。板に竹の棒をかける穴が開いています。ここに差し込んではのばし、次の穴に差し込んではのばし・・・

4年生は総合的な学習の時間に「和泉そうめん」について学習しています。今日は、先日見学したたつみ麺店」「のほかに、
学区にはどこにそうめん工場があるのか、歩いて確かめることにしました

この日見ることができなかった間杉製麺所と和泉麺店は、26日に水のかんきょう楽校へのバスの中で場所を確認しました。
2時半ごろ和泉麺店の前をバスが通った時には、「はた」が外に干されているのも見ました。

たっぷり見学させていただき、そうめんの「ふし」も試食して、みや子製麺を後にしました。和泉は早川さんが多い地区。区別するために店を始めた人のした人の「みや子」という名前をつけたのだということも聞きました。そういえば、今日最初に見た「マルヨシ製麺」も「早川」って書いてあったね。

早川さんの手にあるものは塩水を作るときに濃度をはかる器具です。塩水の濃さを知るため、なめさせていただきました。これがしょっぱい、しょっぱい・・・こんなに濃いんだね。でもこの塩水が大切だったんだよね。

こうしてのばされた麺がかけられていきます。かけられたものを「はた」と言うんだったね。

近くで見せていただきました。おもしろいくらいにのびます。

「おおびき」された生地がねかせてありました。→

23号線をくぐった向こう側には「早川製麺所」が。ここも「早川さん」なんだね。
八剣神社から石井に抜ける道沿いには沓名製麺所がありました。
今日はここで時間切れ。あと2軒の麺工場はまたの機会に、ということにして学校に戻りました。

半場川を渡ったところにはマルヨシ製麺、
和泉グランドの東側にはみどりや麺店がありました。

「和泉そうめん」は半生もどしが特徴でした。昔は夕方の湿った風に当てていましたが、今は室内で機械を使うそうです。天井についている緑色の箱から湯気が出て来るそうです。扉を閉めて機械を動かしてくださいました。たちまちくもってきます。

歩いて行ける距離にこんなにたくさんの麺工場があることにあらためて驚きました。

その生地が次の部屋に運ばれ、のばされていきます。
みや製麺では機械ではなく手作業でした。
暑いのにエアコンもついていない中での作業です。
温度や湿度に左右されるからだね。

和泉グランドの北東には「みや子製麺」がありました。ここでは作業を見せていただきました。
お店の早川さんです。