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カワニナ(カワニナ科)
細長い巻き貝で、タニシよりも、よりきれいな水質を好むとされ、水質階級U(少しきたない水)の指標生物です。しかし、カワニナ類の中には、チリメンカワニナなど、やや水が汚れていても生息できる種もあります。
ゲンジボタルの幼虫はこの貝を食べて育ちます。近年は、ゲンジボタルの養殖がいろいろな場所で行われるようになり、エサとしてカワニナを移入・導入することがあるようですが、地域のカワニナ個体群の遺伝子攪乱や生態系にも影響することが考えられます。実施にあたっては、いろいろな影響をよく検討した上で行われるべきでしょう。
観察できる期間:1年中 |
![](hokano-shasin.jpg) |