ウラナミシジミ  
   
 ウラナミシジミ(シジミチョウ科)
 名前のように羽の裏側に波のようなもようがあります。幼虫は、クズなどのマメ科の植物の花を食べて育ちます。
 秋になると数が多くなりますが、これは南の地方から増えながら、北上してくるためです。そして、この地方では、このチョウにとっては冬が寒すぎるために、越冬できません。
 後ろ羽には目玉のような模様と細い糸のような尾状突起があります。おそらく、偽の頭に見せて、鳥などが間違えて、そちらを攻撃しすきに、逃げるようになっているものと考えられます。

分布:安城市内では河川敷や公園など、いろいろな場所で観察されます。花が大好きで、よく花に止まっている姿を見ます。

似たシジミチョウと見分け方