南吉の教え子のみなさんとの出会い

子どもたちは,班ごとに2学期の追究テーマを決めてきました。その一つが,5班の決めた 「どんな先生だったかてっていてきに調べる」というテーマです。
偶然,班長のK君のおばあさんが,南吉の教え子であったことも幸いし,貴重な情報をたく さん手にすることができました。
さらに,おばあさんの女学校時代のネットワークを活用し,聞き取りの輪が広がっていきま す。

健君のおばあちゃんに教えてもらったよ 今日、班のみんなで南吉たんけんへ出かけました。行った場所は、健ちゃんのおばあちゃ んの家です。 教えてもらったことは、ハンサムで、少し結核(けっかく)だったから、顔が青白かった ことです。それに、やせてるからズボンがみっともなかったり、南吉さんは歩く時にだいた
いどっちかの手に本を持っていたそうです。後、南吉さんは英語の先生で、英語を教えるの がすごくうまかったそうです。作文を書くときに、「おまえたちは、石頭だ。」と、言って たみたいで、健ちゃんのおばあちゃんは、教えてことを覚えろ、ということだと思うよ、と 言ってました。 (A男) 行ってきましたよ!行ってきましたよ!南吉たんけん。おばあちゃん(尾崎さん)が、わ ざわざ馬場さんにも電話してくれて、馬場さんの家に行き、お話を聞かせてもらいました。 とってもいっぱいお話してもらいました。 たくさんあるので、少し書きます。 南吉さんは、体が弱いときにマラソン大会があったそうです。クラス単位で順位をつける マラソン大会で、しかも先生も走らないといけなかったのです。当時、結核(けっかく)に なりかかった南吉さんも走ることになりました。8Kmいっしょうけんめい走っていました。 クラスで順位を決めるので、もちろん先生も入ります。だから、生徒の足をひっぱらないよ うに、がんばったそうです。死んでもいい、なんて思って走ったそうです。走り終わった時 しばふの上で真っ青な顔をして、ハアハアと言っていたそうです。とても責任感のある人だ と教えてもらいました。 ほかにも、おもしろい人だということや、神経質な人だと教えてもらいました。 (M子)

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